ミャンはち

インターステラーのミャンはちのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

長い……!
「もしかしてまだ起承転結の起じゃね?」と気がついた時に少し我に返ってしまった。ただテンポは悪くない。

マン博士を筆頭に、みんな人間くさい。それがSFの要であるサイエンスの部分とずっと摩擦を起こしている。理屈vs感情、現実vs愛、数式vs嘘。そういうものが戦ったり共存したりしてエネルギーを生み出している。登場人物の中で1番ユーモラスなのが長方形のロボットである事がそれを象徴している。私の家にもケースが欲しい。

クーパーがマーフの本棚を見つけるシーン、私の予想ではもっと悟りを開いたクーパーが自分の役割を果たすと思っていた。あんなにかっこよくブランドを送り出した後にとんでもなく取り乱して「ツー!トン!ツーー!」じゃないのよ。その後すぐ持ち直してるし。
地球を救うほどのデータをモールス信号で送るなんて本棚何個分なのよ。とか言ったらヤボなのか?

畑を焼いたマーフに時計片手に抱きしめられた時、人はどんな感情を抱くのだろう。
ミャンはち

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