このレビューはネタバレを含みます
宇宙の壮大なロマンを感じさせる映画だった。宇宙で新しい住処となるべく星を探す”若いまま”の父と住める環境ではなくなっていく地球で”年老いていく”家族の対比がなんとも切ない。
CGや大袈裟な設定に頼りすぎることなく、リアリティのある映像やストーリーで真剣勝負しているところにクオリティの高さを感じた。ゼログラフィティ以来の満足感のある宇宙SFだった。
またこのようなハードSF映画がフイルムで撮影されていることも驚き。
映画見終わってからは重力の強さと時間の関係、ブラックボールなど映画で出てきた科学の部分が気になった。