ノーラン監督の『TENET』を鑑賞した夜に、こちらも続けて鑑賞。
お酒が入っているのも相まって、泣きそうになってしまった…。
文字通り、愛が世界を救ったお話。
所々、インセプションやTENETを連想させるシーンがある(私が関連づけて観ているだけかもしれないが)。
家族であれ、何年も何十年も不在である人を待つことは、現実的には耐えかねるようなことだと思う。けれど、マーフを始め、子どもたちは父を待った。信じて、待っていた。
ノーラン作品は、内容もさることながら、圧倒的な映像美が印象的。
本作でも、ただひたすらに広がる雪の美しさ、5次元の世界観が見られ、それが一層”孤独”を引き立てていたように思う。
愛を惜しまないこと、行動を止めないこと。それが未来に繋がっていくのだと、ノーラン作品からは教わることが多い気がした。良い夜になりました。