このレビューはネタバレを含みます
前々から気になってはいたけれど、
やっと観たい気力の方が勝ったので鑑賞。
セリフは全くなく、
家庭の中を密かに覗き見ているかのよう。
ひたすらにつらく、苦しく、しんどい。
大人も子どもも、ただ愛されたいだけなのに。
思い通りには進んでいかない。
しっかりと何でもこなしてきたからこそ、
人に助けを求めるのは難しかったのかな。
母親に手を差し伸べる誰かはいなかったのか。
幼い子どもたちの命を救う術はなかったのか。
とても重たいものが胸にのしかかってくる。
現実に起こったとはとても信じたくない。
けど、目を逸らしちゃいけないとも思わされる。