あさのちゃん

子宮に沈めるのあさのちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

まわりの人が皆、しんどい。
と口にしてた。
観るのには覚悟が必要と言われて鑑賞しました。

個人的感想としてしんどいと思う部分は多々あります。
そして印象に残る描写の描きかたがすごく上手だと思いました。
こっちに考えさせるようなリアルな感覚がありました。
細かい描写や伏線回収。
セリフの言い回しや繰り返し。

旦那も悪いとは思うけれどもママさんと友人関係、考え方、欲望。

個人的印象に残った点をいくつか。

はじめの「パパ遅いね〜」が回収されてるのもよき。
子どもは親を真似て娘が似たことをしてたこと。
ドレスを着たりお化粧したり下の子のお世話をしたり。
お母さんの口数や口調と共に心境の変化も感じられた。
弟のお誕生日のテレビのカットの多さが時間の流れを感じさせてよかった。
声がしなくなりハエの音が増えたことで察した。
子どもはなにもわからず純粋無垢。
なぜ成長とともにこうなってしまうのか。

お母さんがウジを取ってるのも洗濯機で洗ってるのも最後にレジャーシートに包んでるのも痺れました。

最後に女性の方が血を出してから膣になにかをいれてお風呂で白目剥いてるのはどういうメッセージなのでしょうか?

性欲に溺れず自家発電をして子を責任もたずして授からずに解消したらよかった
子宮に沈める。
ということでしょうか?

もし考えがある方は教えていただきたいです。