ウィーン

子宮に沈めるのウィーンのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.0
独特なアングルから、その空間を覗いているような映画館だった。
見ていて辛くて、長い長い映画に感じた。

冒頭はワンオペだが工数の多いロールキャベツを作り、お弁当を作りピクニックへ行き、子供がオムライスを食べたいと言えば応え、弟にかまいがちだけどお姉ちゃんにも丁寧に接している。
それが夜職をして男ができて、段々と惣菜になり、食べたいものより作りやすいものになり、コミュニケーションも減っていく。
子供を最優先にしていたのに、邪魔な存在になってしまった。

シングルの人が恋愛するのも自由だけど、子供より男に求められることに喜びを感じるのは違うと思ってしまう。