はなかみよう

子宮に沈めるのはなかみようのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.8
2010年に起こった大阪餓死事件が元ネタ。
なんかもう…終始重い……。
結末が分かってるから余計に重い…。
こんなカロリーが高い映画久しぶり。

「たまごっち」ってさ、何もせずに放置してたら画面がウンコまみれになって病気になってお腹減ってるマークが付いて、最後には死んじゃうんですよね。
映画の中の母親は、子供をゲームキャラ感覚で殺すんですよ。

観てる人によって感想が違うと思う。
例えば「ほたるの墓」とか、子供の頃に観たらオバチャン性格悪!ってなるけど、大人になって観ると仕方ないよな…ってなる感じ。
ワンオペ育児してる人とかシングルの人とかにはめちゃくちゃ刺さると思う。
ホントに、子供が子供産んじゃダメだよ。

キツく書いてるけど、1度は観た方が良いと思える作品。
河野美代子さん著「さらば、悲しみの性」も一緒に読んで欲しい。
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