このレビューはネタバレを含みます
子どもが閉じ込められる様は、映画だからまだ綺麗に描かれているが、実際は幼い弟が死んでいるから、腐臭と虫が物凄かったはず。トイレも行けないから糞尿が散らばっていて、窓も開けられない。食べ物は調味料と水しかないから、葉っぱでも粘土でも何でも食べる。
最後に膣に入れた赤いマフラーと、棒針は、最後にもう一度親子に戻ろうとしたのか。殺した後に。
孤独と孤立、母への過剰な重圧、父親と社会の無関心と不在、仕事、支援や協力の不足と、知識の不足。
現実に起こったことをマイルドにしてる。