うたの

ノスタルジアのうたののレビュー・感想・評価

ノスタルジア(1983年製作の映画)
5.0
美し過ぎる。心を奪われる。数多の種類の白、緑、青みがかった水、手を伸ばす
ずっと観ていたい
とは言えど人類への、芸術への無理解に対する絶望がテーマになっているとは思うんですが。それも共感できるというと烏滸がましいけれど、心地良い鬱だった。
回想シーンはどれも美しく記憶に残る。特に小屋の前に天使が立っている場面と、白いワンピースを着た少女が犬を追いかけている場面。水滴が滴る音が気持ちいい。自分の人生に満足している少女。ただ、ローマの広場で演説を行っていたドメニコが焼身自殺をした場面は彼の周りの人、群衆に物凄い嫌悪感覚えた
鏡より断然分かりやすかったなあ。無くなっちゃうみたいだけど、前みなみ会館で「映像のポエジア」買ったのでこれから読む
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