グランド・ブダペスト・ホテルのお砂糖のネタバレレビュー・内容・結末

レイフファインズかっこよかった。
ウェスアンダーソンは何本か見たけどぱっと見サラッとしているので（きっと色々散りばめられているのだろうけど）いまいち記憶に残らないタイプで、きっと今回もそんな気がする。でも正月にフワっとした頭でだらっと見るにはピッタリでした。
　
セットや衣装の可愛さは言うまでもなく。というかそのおかげで、なんかオシャレ映画…という偏見がはいりだいぶ足が遠のいた。

とにかくグスタヴが魅力的で私もブロンドの富豪のお婆さまになって通い詰めたかった…

グスタヴがゼロに謝るところが良かった。そういうシーンのおかげで、ミステリアスでかっこいい憧れの人物というだけではなく、普通の人という側面も出ていて憎みきれないキャラクターになっていたと思う。

ラストに入る、ゼロがグスタヴは寂しがり屋だとか色々いうところ、その死が意外にも早く理不尽にあっけないところも彼がただの人間なんだなぁと思わされる点だなと。
彼は歳を取らなかった、というような言い回しも好きだった。

エイドリアンブロディ見たさに借りたけど案外出番少なかった。