私は日本の女として「かわいい」という言葉にはとても肯定的な姿勢でいるのだけど、唯一ウェスアンダーソンの作品に対してだけは「かわいい」が急に軽薄な言葉に思えてしまう。
画も音も変態くさいほどに拘りぬかれた、ヤバい人の美意識を具現化するスタッフ・キャストの存在が凄い。
何だかんだ言ってウェスアンダーソンプロデュースのお部屋に住みたい。
3日で気が狂うかもしれないけど。
ストーリーはミステリー仕立て？
大真面目な顔で変な動きをする奇妙な人々。
突然のドンパチ。
怖いシーンが2箇所くらいあります。
あとネコチャンが可哀想な場面があって敏感な人は許せないと思うのでご注意。
『パディントン』1, 2のレビューを読み捲っていた時に複数の方がその造形や色使いを「グランドブダペストホテルみたい」と仰っていて。
毒気無く純粋に可愛いものをみたい人はパディントンを見よう。
パディントン、1も2も大好きなので諸手を挙げておすすめ。
シアーシャローナンがウェスアンダーソン作品に登場したのがなんとなく嬉しくて、今年公開のThe French Dispatchにも出てるし彼女も常連になるのかな。
劇中に登場する『MENDL‘S』のケーキに公式のレシピ動画があるのも凝ってる。
https://youtu.be/whq3UUUFjIo
英語版
https://youtu.be/Fx5lZkpDxnc
