えいがドゥロヴァウ

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのえいがドゥロヴァウのレビュー・感想・評価

4.0
ロバート・レッドフォードが出ていることは知らなかったので
登場したときにギョッとして
「レッドフォード?これレッドフォードだよね!?」と一時停止してスマホ検索
嬉しいサプライズ!
エンターテインしていただきました
あざす

本作は間違いなくシリーズの骨格、ブランド力を底上げしている良作だと感じました
アベンジャーズの中では地味めな存在かもしれませんが
彼の最大の武器は真っ直ぐで誠実な正義感なのだなぁと
「ファースト・アベンジャー」キャプテンアメリカの魅力と存在感をしっかりと堪能できました
悪と正義を簡単に割り切れない世の中ではありますが
そういった場面で素直に悩めるウブな95歳

アクションシーンの手持ちカメラのブレはちょっと鬱陶しかったです
本作ではメインの戦闘において盾がほとんど役に立っていないので(あれ?個性死んじゃってる?)
もうガチンコ肉弾戦
アイアンマンやソーやハルクといった人間離れした面々ではまた味わえない
この地に足のついた感じも良いですね
ハイウェイでのウィンターソルジャー襲撃の場面は『ヒート』の銃撃戦を参考にしたということで
映像特典では「『ヒート』を超えた」と言っていましたが
んー、ちょっと別物…

なかでもアクションが一番格好良かったのはファルコンでした
翼を駆使して弾幕の間をスルスルと飛び抜ける姿!
巧みに翼を折りたたんで急降下、追尾ミサイルを撒いてから再び翼を広げて「フォウ!」とシャウト
きーもーちーいーいー
アントマンが体を伸縮させて闘う姿を彷彿とさせました(公開順がアベコベですが)

あとはブラック・ウィドウの台詞が多かったので
スカーレット・ヨハンソンのハスキーボイスもたくさん聞けてよかったです(笑)