思春期に「悪ノリってちょっとかっこいいよね」と感じたことを思い出した。
監督が脚本を書いてらっしゃるからだろうが、とにかくそのモチーフの完成度が高い。
(完成度なんて偉そうなこと言ってすみません)
なんていえばいいんだろう。モチーフから得られる満足感がほかに類をみないそれだった。
「ノリ」って曖昧だけれども、それが合致するとこんなにパワーが出るんだなぁとしみじみ。
選曲がちょっと古く懐かしい音楽だったのも個人的に面白かった。
コメディに振り切ってるわけではないけども、「世界は俺が守らなければ」と義務めいているわけでもない。絶妙のバランスです。
見たことない方はぜひ!