このレビューはネタバレを含みます
人生人それぞれ。男と女もそれぞれ。みんな最低でどうしようもないし、当然価値観が違うのだから罵り合う。ウディ・アレンらしいコミカルな場面も多くてスッと観れます。意外な過去の真相にはちょっと「おぉ」となりました。あそこまで年食ったらなかなか変えられないことも出てきて雁字搦めになってしまうのだなあと。だからってラストに向こう側に行かせてしまうとは。そりゃ一番幸せだろうけど…心機一転するには先ず立ち上がらないといけないのだけど、立ち上がってすらいない人を描いた映画だと思いました。