ろっち

イノセント・ボイス 12歳の戦場のろっちのレビュー・感想・評価

4.7
エルサルバドルの話。
世界恐慌により多くの貧しい人々が職を失っていた1980年、エルサルバドルは政府軍と反政府ゲリラとの激しい内戦下にあった。政府軍とゲリラの境界線にある小さな町クスカタンシンゴに住む11歳のチャバは母親と妹、弟と4人で暮らしている。12歳になると政府軍が強制徴兵に来る町。
そんなチャバの物語。……ってあらすじ。
脚本のオスカートレスさんの実体験をルイスマンドーキ監督が少しの脚色した。っていう、実話を基にした映画。
苦しくなった。バスに憧れブンブン言いながら走るような少年が、目の前で人が殺されるのを目の当たりにして、淡い恋や少しの笑顔が後半に思い出して切なくなりました。映画としては素晴らしい作品でした。
まぁ多くは語るまい(笑)

 
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