ふぁんたずま

キューティー&ボクサーのふぁんたずまのレビュー・感想・評価

キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)
3.0
ずいぶん前に見た篠原さんの個展に対する評価はいくぶん微妙なものとならざるをえなかったんだけど(前衛が最も熱かった時代、あるいは実存主義的な生・若さのエネルギーがそのまま作品における熱に直結しえた時代において、自身のエネルギーを放出させることで結果を残したものの、そこからいかに老い表現を変化させていくか、という問いがあまりに欠けているんじゃないかな…という印象)わりとその印象が再起する感じがあった。