椎良

鑑定士と顔のない依頼人の椎良のレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.2
不定の真贋

〈気難しい鑑定士オールドマンは屋敷の品を査定して欲しい、という依頼を受ける。しかし依頼人の女性は理由をつけてなかなか顔を出さない。
苛立ちを隠せない彼であったが、屋敷を訪れ ある理由から依頼を引き受けることにする。〉

サスペンス、監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」も撮った方。

芸術的な恋愛映画かと思えば、ラスト20分でハートフルボッコ映画に豹変。あの仕打ちはやり過ぎだろ…
とはいえ、ハッピーエンドとバッドエンドが混在した終わり方はほろ苦くて凄く良かった。結局あのエンドは何だったのか?という問いに対して何通りも答えが出てくる異常な作り込み。

ウワー観て良かった
椎良

椎良