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鑑定士と顔のない依頼人のUtoのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.9
魅せ方が最高。
途中までは正直そこまでインパクトある内容では無いけど、何故か惹かれる。
中盤までは不思議な映画で、途中から終盤にかけては美術オタクのガチ恋ストーリーで少し心温まりいい映画だったと思いきや、ラストのドンデン返し。
2,3箇所の数少ない大きな違和感、伏線から一気に映画のジャンルまでひっくり返す脚本に感服。
映画としての主張にまとまりは無いけど、芸術の押し売りが見事にハマっていて大好きな作品。
あと、当たり前だけど声がバルボッサすぎる😝

2010年付近の映画ってこの色味の映画が多い気がする。内容がともなわないと肩透かしをくらったような気持ちになるけど、内容が伴えば名作具合が何倍にもなる気がする。
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