このレビューはネタバレを含みます
ネタバレしないように書くのが難しいので、あまりしませんがネタバレコメントになります。
ラブストーリーは思い返せば苦味に振りかけた程度のもので、ミステリーというよりは鬱エンドの美しい作品が正しい気もします。
超記憶の婦人が伏線なのは明らかで、ミステリーというくらいならと様々に思い巡らせましたが、まさかの詐欺。
女性経験のない鑑定士の「きっとこのまま待ってしまうであろう」一途さと虚しさがこみ上げるラストでした。
期待の裏切りと上回りが複雑な印象で終わりましたが、結果的には良作だと思います!