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怖譚 -コワタン-のjonajonaのレビュー・感想・評価

怖譚 -コワタン-(2013年製作の映画)
2.4
オムニバス安物ホラー。
小分けに見てるので追記してきます。

○集金人
・けっこう怖かった笑
NHKの集金人が一人暮らしを始めた女の子の家にしつこく訪ねてくる話。まんま現実に起こる題材なのが良かったですね。
申し訳ないけどNHKの人って独り身からすると凄い怖いよね。急に家にテレビありますか?って聞いて上がり込もうとすることもありますし…。なんかね。
冒頭にブツブツ独り言をいう集金人とアパートの外ですれ違う描写が地味にいい。アレがあるから普通の奴じゃない気がするし怖さが増してる。
いると思って居ない!の肩透かしも見事。
欲をいえば人間ホラーであって欲しかった

○異界からの招待状
イマイチ。心霊写真みて楽しんでたらそれがまさかの自分の住んでるアパートの部屋だったという…尺がとても短いなりにちょっと面白げな展開だけど。ラストが何もなくて残念。
まさかのお化け目線で締めくくるので、ホラーお馴染みの振り返ると…ドキィ!ってシーンがなかった。やっぱり欲しい。

○理想のトモダチ
めちゃ怖かった。人怖系ホラー。
この手のオムニバスの中では久々にいい。
引きこもりの女子高生がネットで仲良くなった女子高生と会うようになるんだけど、その子がヤバイ子だった…ていう。
徐々に行動がエスカレートしていく感じが見事。こういうのって一発目が重要で、ヘアメイクが夢だから『あなたのメイクをさせてほしい』って言ってくるのが一発目。これ秀逸で一見すると引きこもりの主人公にとっては素敵な出会いの始まりで、やや積極的な彼女に戸惑いこそあれ違和感はない。でもよく考えると初対面で、他人の髪に、触らしてくれっていうのはちょーっとおかしな話。ドギツイ後半の畳み掛けが素晴らしかった。
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