ものすごっくためになって面白かった！
自分は普段、木造建築を勉強していて、川上の山のことや林業のことについて、文字として知識をつけることが多かったけれど、それだけじゃぜっんぜん意味がないことに気付けた！
この作品の何がすごいって、林業で飯を食っている人たちが生活している環境の中に、林業について何も知らないちゃらんぽらんな少年が飛び込んでいくというストーリーがとても良かった。
ただ村の人たちの生活を描いて、林業の魅力を表現するのではなくて、彼のようなどこにでもいそうな少年を通すことで、彼らの生活がぐっと近づいていくような演出になっているのが秀逸だと思う。
過酷で大変というイメージが知らず知らずのうちについてしまっている林業のイメージを良い意味で変えてしまうような作品だと思った！
最後のシーンで、自分が携わっていた木材を工事現場で見てニヤニヤするシーンは言葉がないのにすごく良かった！
建築学性にはぜひ見てほしい作品！
