ishiwasa

進撃の巨人 ATTACK ON TITANのishiwasaのネタバレレビュー・内容・結末

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで生きてきて鑑賞した中でも、ワースト3に入るクラスの映画。
試写で鑑賞したが、怒りと共に劇場を出ると樋口監督が自信満々な笑顔でニヤニヤ不動明王で立っていたので悲しくなった。
特殊メイクや美術などビジュアル面に関してははいいと思います。残酷描写に関してもスタッフが全身全霊で闘ったことが伝わってくる。
僕も元映像制作スタッフですし、頑張ったよ!って言いたいこともわかる。
でも、完成度はとても褒められたものではない。
人間を全く描けていない。
冒頭からプリプリ怒り気味のエレン。
巨人が出るから静かにしろと言われているのにピアノを弾くミカサ。戦いの最中にリンゴをかじるシキシマ。立体機動装置を使わず巨人を投げるあいつ。ケンカばかり仕掛けるジャン。
ツッコミどころというか致命的な穴だらけ。
これでは登場人物を理解できない。理解できないから応援できない。応援できないから好きになれない。
褒めてる人もいるが、これは進撃云々、特撮云々以前の問題だ。
また一つ、邦画への信頼度が落ちた作品。
ishiwasa

ishiwasa