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墓にツバをかけろのotomのレビュー・感想・評価

墓にツバをかけろ(1959年製作の映画)
3.0
原作からの鑑賞。一応、脚本にはボリス ・ヴィアンの名があるものの、駄目出しの嵐の末の映画化って事で納得してない様子。キャラ名、設定から始まってストーリー自体が明後日の方向へ行ってる感じ。フランス本国で発禁処分となっていた原作の異常な生々しさは時代的に表現は難しいとは云え皆無。ボビーソックスもギターも出て来ず、いかにもフランス映画的サントラ(結構良い)でアメリカ感も無し。今作の試写で心臓発作で死亡との事のボリス・ヴィアン。映画の余りのつまらなさにそうなったのかどうかは定かではない。
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