ちょうど、この映画のDVDをみた時期が桜の時期で、つい先日、花見のスポットで、大量に出たビールやチューハイのアルミ缶をホームレスの人がお金に換金している場面をテレビで流していた。
豊かな日本では、極寒の地域でなければ、たとえまともな職が無かろうと、ホームレスだろうと、賞味期限切れの弁当や、アルミ缶の換金などで、体が動く状況ならば、何とか生活をしていく手段があるように思える。
でも、もともと地域自体が貧困の地域で、職を持たずに生活をすることは、豊かな国で生活している日本人には、想像ができないくらい、大変なことなんだろう、と思う。でも、そんな過酷な生活の中で、旦那さんが子供たちや奥さんを大事に思う気持ちがひしひしと伝わってくる。
しかし、今後、この家族が貧困から抜け出すのは、本当に困難で、
この2人の子供も、やっぱり、大人になってからも、この地域で生活をする限り貧困から抜け出すことは難しいように思える。
一方日本では、国が豊かな割に、自殺とか、幼児虐待とか、毎日のようにニュースになっているけど、”佐賀のがばいばあちゃん”のように、見栄をはらず、世間体を気にせず、人んちは人んち、うちはうちで良か‼️病気で死ななくてはならない人がたくさんいるのに、世間体を気にして、自殺なんて贅沢‼️
みたいな大人が増えたら、このドキュメンタリーの家族のように、周りの人を思いやりつつ、例え低所得でも、それなりに幸せな生活が出来るような気がするが。
どうも、周りを見ていても、世間体を気にして、どうでも良いことで毎日疲れている人が多い気がする。
映画のレビューから、話がそれてしまった…。すいません。
