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鉄くず拾いの物語のkikoのレビュー・感想・評価

鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)
3.3
ボスニア・ヘルツェゴビナに住むロマ人家族。ジプシーと呼ぶのは差別にあたるそうで。主役とゆうか本人のナジフ・ムイチは鉄くずを拾いで生計をたてている。嫁に幼い子供2人。勿論貧しい。嫁の手術代980マルク(約7万円)も保険がなく支払えない為ナジフは病院、機関にかけあうが、金が払えないなら無理だとあしらわれる。この映画の救いは家族が仲が良いことぐらい‥ですが、この映画でナジフはベルリン国際映画祭の最優秀男優賞を受賞。名声は得ても富は得ず、またボスニア・ヘルツェゴビナへ戻り鉄くず拾いの仕事に。生活の為に銀熊賞のトロフィーを売却せざるを得ない状況に。挙げ句にはナジフ氏48歳で亡くなられたとのこと。なんだかなぁ‥。奥さん現在大丈夫かな。
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