ななな

アデル、ブルーは熱い色のなななのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.0
久しぶりにこんなにガッツリと恋愛映画を見た気がする
一目惚れの話をして掴みはバッチリ
1人の女性が出会い別れるまでのストーリーである
アデルは不思議なくらいに感情が読めない
そして彼女自身がずっと自分に甘いのだ
己の可能性を閉じ、寂しさを理由とし、そして現状を望み、自分の欲しいものを望む
故に私には彼女の魅力が分からなかった
反面、エマの人間らしい輝きが眩しかった
アデルもそこに惹かれたのだろうけど、そこにいこうとはしない
彼女は常に現状維持を望むから
これに関してはものすごくわかるのだ実際…
180近い大作ながらも丁寧な描写と変化で一瞬も飽きさせなかった
感情が常に露わになっている、久々に恋愛映画を見たと思える作品
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