このレビューはネタバレを含みます
セクシャル迷子の自分はアデルに感情移入しまくってしまった。
本当に好きな人の愛をを望みつつ、無性に寂しい気持ちをセックスで埋める気持ちとか、1番抱きしめて欲しくて触れて欲しい人に拒否される感じ、だけどその人を好きなのは自分だし…とか色々考えた。
エマはずるいなぁと思った。そして子供だなと。どうしてアデルが同僚とセックスしたのか、自分の態度がそうさせてた事には触れないし気にも留めない。私はそういう生き方出来ないししたくないけど、自分とアデルを重ねてしまう様に、エマみたいな人に惹かれる自分が容易に想像できてキツい。
出会った時は若く幼かったけど、やりたい事とかでなく安定を選んだアデルと
出会った頃から変わらず絵を描き続け、運良く成功した事でずっと子供(少女)の心を持ち続けたエマ
2人がすれ違うのは当然だよなあ〜
アデルはエマに自分に無い夢を見てたのがよく分かるけど
エマがアデルに何を見てたのかはついぞわからなかった、、身体の相性?
この映画のいいところは、アデルもエマとの別れを決心したところ。
アデルは最後の最後までエマにずっと未練を抱いたままだったのが
ラストでエマが自分に感じさせようとする気持ちを悟ってくのがリアルで見覚えありすぎて、やっぱどこの国でも女の子の「わからせ」方ってこわ!ってなった。
メンタル超きついけど、こんな恋した後のアデルはきっと魅力的だと思うなあ