アデル、ブルーは熱い色のネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色2013年製作の映画)

La vie d'Adèle/Blue is the Warmest Color

上映日:2014年04月05日

製作国:

上映時間:179分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「アデル、ブルーは熱い色」に投稿されたネタバレ・内容・結末

エマ(レア・セドゥ)の青髪が似合いすぎて、惚れた。2人の交差点での出会いのシーン、バーでのシーンとかっこよすぎる。
約7分間のベッドシーンを10日間かける等、過酷な撮影現場だったことにはびっくり。
解説を読めば読む程、どんどん青に染まっていくアデルや、すれ違い別れてしまう2人に入り込んでしまう。
熱さ、若さ、甘え、取り返しのつかないこと
苦しい、それでも、失っても、手放したくない思いが確かにある

「許したよ
もう愛してない
でも想いを抱き続ける
いつまでも
死ぬまで」
この静けさと知的さと切なさは、きっとハリウッド作品では出せない。フランス映画らしさがふんだんに詰まった作品。
出てくる本の文章も哲学的かつストーリーにぴったり合ってたのと、だんだんと青に染まっていくアデルに対し青が抜けていくエマの視覚的な表現も素敵だった。
冒頭の一目惚れについての授業で、たしかになあって思い、エマに出会って「これか!!」って自分が体感しました。
あどけないアデルとエマがバーで見つめ合うシーン、エマのブルーの瞳が挑発的でシーグラスみたいに綺麗でドッキドキ。
アデルがエマに会う時やエマのこと想像してた時、服や部屋でブルーに包まれててアデルがエマを想う熱量が伝わる。

エマの態度が変わる時、エマからブルーが消えてしまってるのに気付いて胸が締め付けられた。
さよならするのに想いを抱き続けるってすごく辛いと思う、お互いに。
運命的な出会いだったのになあ…
「すぐ涙が出るの。」
「知ってる。泣き虫なの。」
ってお互い泣きながら言うのしんどすぎる、、!!

レア・セドゥめちゃくちゃイケメンだった。
ほとんどアドリブって聞いて、役者魂感じた。
フランス映画らしい芸術と哲学と美しい映像。同性愛者の直面する問題(カミングアウト、周囲への配慮)と普遍的な恋愛の問題、両方描かれているからこそ共感出来る部分は少なくないと思う。青い髪のエマに心惹かれたアデルの気持ちは凄くわかる。エマ素敵。あんな綺麗な青い髪初めて見た。瞳の色とも合っててすごくかっこいい。

そもそも家庭の雰囲気も全然違って前衛的な雰囲気のあるエマの家と、保守的なアデルの家。こういう気まずさもリアルだった。

同性愛の難しさから、二人が同棲して上手くいったように見えて、でも普遍的な恋愛の問題(浮気)で終わるっていうのがなんとも。

青って色が穏やかにも冷たくも温かくも感じられる。エマの個展から一人で立ち去るアデルの青いワンピースもすごく色が綺麗だし、あのラストがすごく好き。

色んなタイプの音楽が流れてたからアデルが触れる未知の世界だったり人間の多面性だったり、LGBTの多様性を表現しているのかもしれない。
平凡な高校生のアデルは友達にけしかけられて、トマという男の子と付き合うが、心も体も満たされない。また、ゲイバーに連れて行かれても気持ちが晴れない。ふらっとレズバーに足を運んだアデルは青い髪のエマと出会う。2人は惹かれあい、交際を始める。エマは芸術家の家族のもとで、インテリな人々に囲まれて画家を目指しているのに対し、アデルは保守的、平凡な家庭で保育士を目指していた。数年後、2人は夢を叶え、同棲をしていた。エマはリーズという女性と共同で作品を作っていて帰りが遅くなる日が続いた。アデルは寂しさに耐えられず、職場の男性と関係を持ってしまう。エマに悟られたアデルは家を追い出される。後にエマとアデルは再開するがエマはリーズと付き合っており、元の関係には戻れない。アデルはエマの個展を見学に行くが、そっと1人で立ち去るのだった。青いドレスで。
アデルだけ悪いみたいな別れ方させられて、私は納得いかなかった
後半、間接的ではあるが自分とアデルが重なってしまって心が痛かったのと懐かしさに同時におそわれた。


エマがしたことは正しい。彼女の行動の意味に物理的に近づけるとしたら「模範」がぴったりなんじゃないかと思う。なぜなら同じような状況に陥った元恋人同士は数多いるはずだから。
別れたのち未だにエマを想い続け、求め続けるアデルからすれば、あのときエマが自分をまた受け入れてくれるならば最高に幸せだったのだと思う。なんなら3年ぶりにカフェでエマと出会えて、若干のぎこちなさもありつつ穏やかな表情で会話をできたことから余計にアデルの中の期待は膨らんだと思う。でも仮にエマがあのままアデルを受け入れていたらアデルはさらに傷つくことになっただろうな。あのときエマがなんとか理性を保ちながらアデルを拒否したこともアデルを傷つけた結果になったけど、結局傷付かずに済む方法なんてあるわけない。
エマを求めるアデルの切実さはくしくも自分と重なってしまった。あのとき、私は彼を求めてしまったし、彼もそんな私を受け入れてしまった。求められて拒否することの方が難しいのでは?と思う。単に欲求を抑えられなくなった場合もあれば、本気で相手を愛したからゆえの場合もある。
でもいずれにせよあのときアデルが抱いた期待は幻想に過ぎなかった。私のそれも幻想だった。あのとき早くその幻想から目を醒めねばならなかったんだと今にして思う。
そういうシーンは何回か長めにあったけど、不快感などなく綺麗だった。
エマの青い髪、つい引き込まれてしまう白く儚い様な独特な雰囲気がすごく好き。アデルが惹かれてしまうのも物凄くわかる。
お互いの家に呼び、両親の話を聞いてるシーン。エマとアデルの両親の考え方が違く、ここらへんから2人の中の何かもズレてきたのかなと思ったり、、
あとはエマの髪が青じゃなくなった時に何かが変わり始めてしまったのか。そんな気がした。その後から青を使っている所に意味を感じる様なそんな感じがした。
青色のテーマカラーが色んなシーンで目に付く
普遍と芸術の対比もされてるけどフランスでもある話なのか
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