みー

アデル、ブルーは熱い色のみーのネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

最初こそアデルの方が自由は無くとも安定した暮らしを望んでいたが、最後では自由の象徴青色がトレードマークだったエマの方が安定した家庭をきづきあげている。最後には髪の色も青色ではなくなっていましたしね。

フランス映画特有の自然感(悪く言えば長ったらしい)があり、それも好きではあるが、これは必要なシーンが多く省かれており、観ていて非常に話にのめり込み辛い印象をうけました。
ブツブツのカットも多く、いきなり時系列が飛んだりするので余計に。

これだけ時間を使うなら、アデルとエマの恋愛模様をもっと浮き彫りにした描写があれば、もっと二人の別れの辛さなどを感じ取れたのではないかな。

結局は、アデルの浮気(エマのパーティーでのイチャつきも良くはないが)が原因で別れて、それでも心と体は通じ合っていて両者離れがたいが、そう運命はうまく行かず...な話。一言で言えば自業自得。

これは好みの問題ではあるが、アデルの女優さんの常に半開きの口元や日々の行動から、この子の設定が男にモテるってのはちょっと感じ取りにくいかなあ。国際的な問題でもあるけれど。

これを三時間かけて見る必要があるかは、はっきり言って無い。
もっと内容があれば別だが、この話の規模で三時間はちょっと...。

セックスの描写だが、これならLの世界という海外ドラマの方が内容も描写も長けているのではないかな。
みー

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