恋ってほんとは、惨めで汚くていいのかもしれない。
以前は(今もだろうか)、自分に持たない感覚や世界をもってるひとに圧倒的な憧れを持つことは多かったし、そんなひとに恋をしてきた。
でも、あまりに相手が自身と遠い存在に思えてくると、自信が削がれていくような、距離が開いていくようなつらい感覚に気づいてしまう時がある。
そんなときはうまく相手との距離をとって自分の時間を自分を愛するためにつかってあげればいいはずなんだけど、それってむずかしい、若いうちは特に。
だから惨めって分かってても汚い形で爆発させてしまう時がある。そんな過程で成長していくのかもしれないな。
眼に映る体液や、恋人の激昂とかがリアルで、恋を忘れかけてたわたしには少しヘビーだったけど。
恋の美しさも汚さもまるごと。