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魔女の宅急便のOSHOのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(2014年製作の映画)
2.4
『魔女の宅急便』なら、評判がいまいちでも、そこそこは楽しめるはずと思い鑑賞したけど…

この映画のつまらないところ、ダメなところ。

【その1】ナレーションが多い映画は基本、面白くない。ナレーションは原作の角野栄子さんなのですね。ナレーション下手です。

【その2】魔女と和風なセットがミスマッチ。昭和の日本風の港町が不自然。そのなかで、おソノさんのパン屋さんだけが妙におしゃれでさらに不自然。

【その3】黒猫のジジのCGが変。ホウキで飛ぶときのCGも変。カバのCGは気持ち悪い。もっと昔なら仕方ないけど、2014年制作でこのCGクオリティはない。

【その4】主人公と母親役の宮沢りえさんとの会話や歌えなくなった歌手の話しは、安っぽいメロドラマでしかなかった。

【その5】松任谷由実さんの曲がないのは仕方ないとして、音楽の選択が悪い。

【その6】キキは13歳の女の子だよね。はじめて出逢った13歳の女の子(この時点では魔女であることにも気付いてない)に暴力をふるうおじさんって、異常者でしかないから…

【その7】魔女からもらったものは呪われてるから返品します。返品の山になりました。とか、脚本を書いてる時点で変だと気付くはずだと思うけど…

キキ役の小芝風花さん、おソノさん役の尾野真千子さん、トンボ役の広田亮平さんは悪くない…というか、むしろ良い。

悪いのは、監督、脚本、プロデューサー。
そして、もしかすると原作者で、この映画の制作に関わってる角野栄子さんが勘違い系の人なのかも…
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