朱塗りの箪笥

嗤う分身の朱塗りの箪笥のレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
3.6
シュールレアリスム的社会機構の極一部一例の映像化。ドストエフスキー文学観をベースにベタ不条理なコント演ってたりテリーギリアムの名SF作品から引っ張って来た様なシャビーインダストリアル調の小道具、アナログヘンテコ無駄っぽいボテボテコンピューターまで駆使され主人公はシュールとミステリーの狭間を彷徨い歩く。
覗き見してる女の子の部屋全体がよく見えないんだけどソコが好くて一層お洒落っぽい気持ちが駆り立てられたって言うのと歌謡曲もだけどテレビに映るのがいちいちB選なのも印象的だった。
朱塗りの箪笥

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