ハミングバード

嗤う分身のハミングバードのレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
3.5
ドストエフスキー原作の映画化作品。二重人格なのかドッペルゲンガーなのか判らないが、人間がある要因で、今の自分以外を求めざるおえない状況に陥ることは有り得る様に思う。コメディタッチではあるけども、ひとは自分が何であるかを意識しないと恐ろしいものになる。逆に言えば、意識そのものが人間そのものともいえる。昭和の日本歌謡曲は洋楽とも邦楽とも言えないその危うさが上手く映画にマッチしている。
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