ここあ

嗤う分身のここあのレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
4.7
正直観ていてものすごく鬱っぽい気持ちになってしまった。それなのに、日本語の音楽・構図・演技どれもすごくて社会主義的・レトロな空気感に飲み込まれたような気持ちになる。孤独な感じ invisibleな存在 他人を覗き見ている 圧倒的な存在 全てすごく苦しくなってきた。個人的にポップな作品が好きだけど、終始ハッとさせられて好きというよりすごく強烈。劇場で見たらどんな気持ちだったかな。どっちも同じ人物であるのにこの差もすごく自分の中に引っかかる。お母さんの病院の女性の怖さやミアの衣装がとても素敵。ジェシーの演技がすごい。ピノキオの話とか電車でのシーンも印象的。
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