hiro69

インセプションのhiro69のネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

人の無意識にある思い込みというのは、根深い。一階層くらいで気付くのもあれば、深く潜らないと気付かないものもある。

大抵の人は見ないフリをして過ごしているのだと思うけど、日常生活に歪みを生んでしまう。

10年前、20代の時に見た時は、面白いけど難しかった。ですがあれから自分も色々な経験を経たので、改めてみると、『なるほどー!』の連続でした!

インセプションのためのストーリーを
父親との憎しみからの独立ではなくて、父親へ愛故に違う道を選択したことにしたのは素晴らしいと思いましたし

ディカプリオが、無意識の奥の奥で、罪悪感から妻といることを選ぶのではなく、解放されて自分を許せたことが良かった。

私がもし、彼らの様な仕事をしたら精神おかしくなるなーと思いながら見ていました!

最後は、現実に戻っているのではと思っていたのですが
作曲家の夫が、夢の世界と同じ背景音楽だったから、まだ夢なのかなとも思うと言っていて
あえてどちらとも捉えられるラストにしたのだなぁと2人で話をしていました!
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