一瞬一瞬に緊張がはしり、細かいところにまで狂気、暴力を感じるサイコスリラー。
暴力的なのは苦手だから5.0まではいかなかった...
トムとお兄さんが接近するシーンではどんどん画面が狭まっていく。
そんな映像の効果もあり、早くこの緊迫感から解放されたいと願うほど引き込まれてしまった。
観賞している側から見ればトムは相当頭がおかしいが、
トムがお兄さんに死んでしまった恋人の面影を感じてしまっていると分かると、
突然孤独になったときに誰かに必要とされていると錯覚したら自分はどうなるのだろうとつい考えてしまう。
1回1回一時停止をしたくなるほど、味のある素晴らしい写真をつなげたかのような映像。
また1シーンごとに思いつきもしないような意味が込められていそうで、それをいちいち
グザヴィエ・ドランに聞きたくなる笑。
こんなに多才で美形。
美形。
うらやましい。笑