古くて新しい、そんな印象。荒々しいカメラ撮影で解像度は低く発色もビデオカメラのようなところも。ただ映像演出のアイディアや多様性はアジア圏の作家ということを意識させるくらいに圧倒的。これでもか、というほど全体が脚色されていて、映像では飽きることはなかった。

ダンサーでピアニストの台湾の監督×彫刻家、画家の韓国の監督なので美術がとにかく綺麗。荒削り、学生映画だなんて評価もあったけど個人的に凄く好きです。
House Of The Rising Sunの色んなアレンジが至る所で流れるので、「恋する惑星」みたく、頭から音楽が離れなくなります