韓国語の授業にて観賞。訛りのつよい場面は微妙だけど、親子の会話はそれなりに聴き取れた。
どんだけ泣かせるんだ…。
設定は『アイ・アム・サム』かもしれないけど、笑いのレベルはめちゃ高くて泣かせるだけじゃない。ゲラゲラ笑ってしまうシーンも多い。と思っても、冤罪で死刑宣告されてるし、えげつない敵も出てきてブラック面も全開。韓国映画特有の、社会問題をエンタメに昇華させた傑作だと思う(実話をもとにしてるわけではないんだけどね)。あと、韓国でも大ヒットしたらしい。
『国際市場で逢いましょう』を観た時にも思ったけど、泣かせるシーンが多くても、客観的に状況だけ見るとけっこう悲惨なんですよね。「奇跡」と言うには悲哀に満ち溢れてる。そういうバランスもあるんじゃないかと。
フィルマークスの韓国映画ファンは、バイオレンス系が好きな人が多いと推測しますが 僕はけっこうこういうタイプの映画が好きですね。笑いあり涙ありのド直球エンタメ。