評価が高い作品なので結構期待していたけど、私の好みではなかったのでちょっとガッカリ。
知的障害を抱えた実直な父親とその娘との
物語だけども、私は正直まったく感情移入できなかった…
確かに娘役の子の演技には脱帽だし、ストーリー的にもお涙頂戴の鉄板なのだけども、いかんせん設定やバックグラウンドが弱い。
父と娘の絆の深さや、無実の父が刑務所に送られた社会の闇とそれを暴く力、そして房のなかの囚人たちの結束力がもっと丁寧に描かれてほしかった。
私はひねくれものなので、こういうストレートな王道作品がたまに好みじゃないことがあるので、あしからず。