マックス

東京難民のマックスのネタバレレビュー・内容・結末

東京難民(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

良い!
俺は好き。

大学を除籍になる。
ネットカフェ難民になる。
色々バイトするがその日暮らし。
逆ナンされた女にハメられて、ホストをやる事に。ホストには有料だが、寮と仕事は手に入れた。

だが、仲良くなった先輩ホストのトラブルに巻き込まれて、
ホストを辞めて、また安い報酬の日雇いの土工の仕事に就く。また有料の寮、食事付きだが、仕事はある。

そこで、虫のように働き、虫のように生きていた。

ホスト時代の先輩で、一緒にホストを辞めて、共に土工で働いているじゅんやが、土工の仕事を辞めて惚れた女のところへ行こうとした矢先、
ホストのオーナーに居場所がバレ、
じゅんやが拉致られる。

助けに行く主人公。

だが、もちろんボコられる。

ホームレスに。



ホームレスのすずさんが言う
「死んでも無いのに、終わるやつなんていないよ。」
ホームレスのすずさんは東日本大地震で息子を失っていた。

ホスト時代に、唯一主人公のお客さんになってくれたあかねさんとの関係も、良い。

お金でこじれて、最終的にあかねさんはソープ嬢になっているが、
ホームレスになった主人公が
人生をかけて謝りに来たシーンで、
あかねさんは生きる事を捨てていない事がわかる。

私たちは、まだ終わっていない。と。



主人公は、とんでもない様々な事件を経て、
生きる意味を見出し、まだ生きているから、
ちゃんと生きていこうと足を踏み出していく。
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