特売小説

壇の浦夜枕合戦記の特売小説のレビュー・感想・評価

壇の浦夜枕合戦記(1977年製作の映画)
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暗い画面の中で見分けのつかない登場人物たちが。

手マンを始めとする愛撫を指して恋の手管と言い表わす耳馴れない台詞回しで以て。

都落ちした娘さんたちの不合意性交を迫られてさめざめと泣く姿やら、開発され覚醒する姿やらを延々と見せられる訳ですからして、前時代的な男のロマンに付き合わされる訳ですからして。

観ていて気分の好いものではなかった訳ですけれども。

映画としては挿入歌の濫用が鬱陶しく、一方、描かれている内容に反し背景事情を補完する文章のそのフォントがやたらと可愛らしい点は印象に残りましたかね、と。
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