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FLU 運命の36時間のameのレビュー・感想・評価

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)
4.0
⑩_9

今、この時に見たことでより一層リアリティーさを感じさせる作品。マスクの装着やPCR検査等々、今の世界において現実に起きている事象とリンクする部分が多く、それがかえって恐怖感を煽る。

死体がクレーンで吊り上げられ、既に出来ている死体の山に無造作に落とされ、焼かれるシーンはかなりショッキング。多数の人間が亡くなる状況に陥れば、人間の尊厳なんて悠長なことを考えていられないのが現実だと思う。


最後のミルの演技に思わずもらい泣き。「新感染」もだけど子役の演技が上手すぎて演じている、ということを忘れる。

主人公もだけど、大統領や先輩(ユ・ヘジン)の活躍ぶりには拍手喝采👏世間体を優先し国民の命を粗末に扱う総理大臣、世間体よりも国民の命が第一の大統領。綺麗に善悪が分かれていた。必然的に応援するのは大統領📣
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