さらしな

胸騒ぎの恋人のさらしなのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
4.7
どのシーンも美しくてお洒落で繊細で、とにかく見ていて楽しい。
物語は、友人関係にあるストレートの女性とゲイの男性が同じ青年を好きになってしまう三角関係モノ。
微妙な駆け引き、魔性の美青年ニコラに振り回されて、嬉しくなったり、相手の方がよりニコラと親しそうに見えて悔しくなったりする感情の動きの表現がとにかく凄い。わかりやすいけどわざとらしくなく、映像として美しい。
本当に好きなのはニコラだけど、フランシスもマリーもセフレはいて、ニコラと性的な関係にならない(なれない)ところがまたニコラの美しさに不可侵な魅力を与える。
ニコラは確信犯だったのだろうか?微妙なラインではあるが、フランシスもマリーもニコラだけはやめておけと見ながらずっと思っていました。
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