キャサリン子

胸騒ぎの恋人のキャサリン子のレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
3.7
親友同士である、マリー(モニア・ショクリ)とフランシス(グザヴィエ・ドラン)。マリーはニコラ(ニールス・シュナイダー)という青年に恋をするが、フランシスも彼のことが好きになってしまい……という、変わった形の三角関係の行方を見つめていく作品。


片思いの苦悩、駆け引き、ジェラシーというものを繊細かつ丁寧に描写していて、「あ~わかるわかる!」って何度も頷いてしまいました。ヒリヒリしたわ〜。

ニコラはたしかにイケメン。
モテるのわかる(笑)
けれど、マリーがどうしてもオバサンにしか見えなかった…
何歳の設定なの?貫禄たっぷりでしたが…😓
タバコ吸い過ぎなのも、ちょっと不愉快だったなぁ。


それにしても、ニコラみたいな人実際にいるよね。
“自分に気がある二人の間”という立ち位置が気持ちいいんだろうなぁ。二人が揉み合いになってるとき、ニヤついてたもんね〜。
序盤で、他の女性がニコラのことを「なに?あのナルシストは?」って言ってたし、「モテる自分」に酔ってるんでしょうね。


ラストはスカッ!としたけれど、それだけじゃ終わらないのがまた良い(笑)
ドラン監督、好きかも。
他の作品も観てみようかな!
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