ヌーマタ

胸騒ぎの恋人のヌーマタのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
3.5
『わたしはロランス』でぶっ飛んで物凄い監督だと思ったグザヴィエ・ドランの2作目。
1作目の『マイ・マザー』で思春期の少年の内的葛藤を描いたけど、今作では三角関係。しかもそこに同性愛も絡まる…。
ただ監督自身も同性愛者ってこともありセクシャルマイノリティの心理的描写が丁寧に描かれてると感じた。
どの作品でも主人公がいつ壊れるか分からない繊細さを奇抜な映像センスで見せるグザヴィエ・ドラン、凄いです