雨曝しのマリー

それでも夜は明けるの雨曝しのマリーのネタバレレビュー・内容・結末

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

"数日前まで家族といた そんなに絶望的か?"
ソロモンがその言葉を放った日から家族に再び会うまでの12年間、彼が絶望の海に沈む事は一度もなかった。どんな処罰を受けようとも、仲間の埋葬やムチ打ちを強いられようとも、決して生きることを諦めなかった。残虐でありながらも劇的な瞬間はなく、淡々と物語は進んでいく。まさにこれが、ソロモン・ノーサップが体験記として残した真実そのものであり、彼の誠実で率直な人柄を象徴するものだろう。
ずっと見たかった映画、ただ1人で受け止めるには重すぎた。