このレビューはネタバレを含みます
奴隷制度だけでなく全て差別に対する怒りが沸いてくる。
当時の常識や法律なんて関係なく、無自覚に差別してのうのうと生きて幸せに死んだ奴が居ることすら本当に許せないと思ってしまう。
相手の気持ちを理解すること、相手の立場に立てばおかしいことをしているという子供でも分かる話なのに、当時の常識とか関係ないはずじゃない?でも、自分が当時白人側だったらこのような考えになれていたかは自信が無いのも事実。この手の映画が存在する意味は、このような感情を思い起こさせるためでもあるということを改めて実感する。