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それでも夜は明けるのmuのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.4
アマプラ見放題終了前になんとなく観たら、とても映画的映画だった。ブラピはいつも良い役どころだなとは思うけど、PLAN Bのロゴに間違いなし。
奴隷解放宣言という言葉は聞いたことあっても、実際に何が起きていたか全く知らなかった。奴隷=property…奴隷は見ているだけで、話しただけで酷い扱いを受ける。自由な日曜ですら主人が気に入らなければ鞭打ち。無力感、虚無感の連続。
必死につま先立ちするシーンの尺の長さは異常。だけど、実際にああやって放置されていたと思うと擬似体験しているような気持ちになって見ていて辛い。絶望感のメタファーと思われる、紙が燃え尽きるシーンも印象的だった。

”所有物と言える正当性は?”
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