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それでも夜は明けるのodorukazuのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.8
1841年ある日突然、奴隷として売られるとことになったソロモン・ノーサップの
実話に基づくお話。

差別はいまだにあるけどこの奴隷制度は
観るに耐えない、人間ってこうも醜さをもってる生き物なのかと考えさせられた。
肌の色が違うだけで上にたち、人をモノのように売り買いし支配して良い訳がない。
それがまかり通っていたのだから信じられない。

この映画のタイトルは希望がある感じだけど、見終わった感想はぜんぜんそれを感じなかった。
殺してくれと頼んできた若い女性のパッツィーが忘れられない。理不尽にムチ打ちされ肌が吹き飛ぶ描写は、今まで観てきたなかでもかなり残酷で衝撃的。
彼女に幸せは訪れたのだろうか?そっちの方が気になってしまったラストでした。
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