鬱金花

それでも夜は明けるの鬱金花のネタバレレビュー・内容・結末

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

見ているのが辛くなる場面が何度もあったし、奴隷は所有物だから、お金を出して買ったから何をしてもいいって価値観がすごい人間って怖いと思った。
元監督官が奴隷に鞭打つたびに良心が痛むとか言ってたけど、人間の良心なんて権威に裏づけされれば簡単に消え去ってしまうのだと思うと虚しくなった。
資本主義黎明期で資本家は労働者を金を生む道具ぐらいにしか思ってなくて、本当に奴隷は人格を持ってないとされていて、奴隷主の妻でさえあなたは文字を読み書きできなくていいって言ってたのは恐怖だったな。
女の嫉妬みたいなくだりはいらないんじゃないかなーと思ったけど。これ原作に入ってたのかな。
法律だから、とかじゃなくて倫理観を持って生きていきたいな
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